環境・健康アセスメントが終了する、いよいよ来年初めには、
第1フェーズの国際入札の運びとなるようだ。
第1フェーズは、4000億バーツ(1兆円強)の予算で、
2018年までに以下の4つの路線の完成が予定されている。
バンコクから、東北のコラート方面へ(256km)、南のホアヒン方面へ(225km)、
北のチェンマイ方面へ(745km)、東のラヨーン方面へ(220km)の4路線である。
入札する予定の国々は、韓国、日本、中国、フランスと見込まれている。
タイ政府は、高速鉄道の敷設により、鉄道による貨物輸送の比率が
今のわずか2%から80%(?)に上がっていくものと期待している。
ことに、中国からラオスを経て、国境ノンカイから東北部コラートを経て
バンコクにいたる中国・タイ高速鉄道に期待している。
中国とタイの関係は、ますます緊密になっていきそうだ。
「ラオスからタイへ高速鉄道に手を伸ばす中国 2011-12-31」
http://uccih.exblog.jp/15195968/