笑える映画は大好きである。
過去どの映画が最も笑えたか、いろいろ
ランキングはあるが、どうしても人により違うので
独断と偏見になってしまう。
そこで、「ラブフィルム」という会社が
客観的な(?)調査に基づいて、
世界の映画笑えるトップ・テンをこのほど発表した。
あくまでハリウッド映画が対象だが・・。
客観的という意味は、実際に観客が1分当たり
何回笑ったかを計算してランクを決めたと言う
(笑いの大きさとか、むずかしいことは無視)。
その結果、過去80年(?)の映画の歴史の中で
トップにランクされたのは、なんと、私が一番笑えると
思っていた映画だった。
それは・・・
1980年制作のアメリカ映画「エアプレーン」だった。
あの飛行機の機体がとぐろを巻いたポスターの
飛行機をネタにした喜劇映画だ
(日本語は、なぜ笑えるドラマを喜劇、喜ぶ劇と言うのだろう?)。
ラブフィルム社の調べによると、
エアプレーンは、1分間に平均3.0回の笑いが起こり、
2位の「ハングオーバー」(2009年、ラスベガスを舞台にした
独身男たちの物語)の2.4回、3位の「裸のガン」(1993年)の2.3回を
引き離して、堂々第1位だったという。
エアプレーンに出ていたレスリー・ニールセンは、
裸のガンにも出演していた。
今でも、ビデオレンタル屋へ行けば、コメディー映画の
ジャンルに必ずあるだろう。
飛行機を駐機場に誘導する作業員が、思わず人に向けて
旗を振り、飛行機を建物にぶつけてしまう場面が忘れられない。
世界のニュースを見ていると、ろくでもないニュースばかり多い。
笑える映画は、心の洗濯をしてくれる。