国産車第1号が誕生!工業化が始まるカンボジア
人口9千万人のベトナムと6600万人のタイに
はさまれた人口1500万人のカンボジア。

70年代後半のポルポト政権下で当時の人口700万人のうち、
170万人が亡くなったと言うカンボジア。

輸出の8割が衣料品である軽工業国カンボジア。

 「カンボジアの現代版女工哀史 2011-8-25」
  http://uccih.exblog.jp/14420640/

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そのカンボジアの工業化がここにきて立ち上がり始めた。

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カンボジアで自動車が生産され始めたことは、ほとんど知られていない。
2013年1月、国産車「アンコール・カー」が誕生した。
価格が1万ドルほどの小型の電気自動車だ。
1回の充電で300kmほど走ると言う。

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カンボジアの自動車登録台数は、2012年末でわずか23万台あまりだ。

輸入にかかる税金が100%以上なので、車の価格は倍以上になる。
物品税45%、輸入関税35%、付加価値税10%がかかり、
輸送費やその他インフォーマル・コストがかかる。

グレイ・マーケットが発達し、また中古市場は販売市場の8割以上を占める。
とはいえ、自動車市場は、ここ数年、年20~25%の伸びているという。

依然として車の質は低いが、このカンボジアに自動車メーカーもやってきた。
ヒュンデは、2011年1月コーコンに、6200万ドルを投じて組立工場を建てた。
フォードは、昨年プレア・シアヌークに年産6000台の工場をオープンさせた。

また、日本の矢崎総業は、最近コーコンにワイヤー・ハーネス(車内配線)の
工場を2400万ドル投じて作った。
電装も1月、40万ドルを投じて電装カンボジアを作り、プノンペン経済特区に
センサー部品の新工場を作っていくと発表した。

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タイ、中国の労賃アップを受けて、カンボジアに進出するのは自動車関係
だけではない。

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ヤマハ・モーターやティファニーの子会社、丸三プラスチック、
日鉱金属などが現地生産を目指している。
ミネベアは、すでに2011年12月にプノンペンに精密ベアリングの工場を建てたが、
今は6千万ドルを投じ、第2次拡張に入る。
中国の日本に対する敵対的態度も、日本企業のカンボジア進出を後押ししているようだ。

プノンペン経済特区は、2012年16の新工場を迎え入れたが、
2013年は18工場以上が進出してくる見込みだ。

自動車、機械関係ばかりでなく、靴製造業や食品工業、缶工場など
業種も広がっている。

カンボジアはなお政治の行方、電力の供給、エネルギーコストの高さなど
いろいろな問題もあるが、ベトナムとタイの間という好立地条件もあり、
工業化が急速に進みそうな状況だ。
クメール(カンボジア)人の働き振りが注目される。
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by ucci-h | 2013-06-28 21:27 | ミャンマー・ラオス・カンボジア | Comments(0)
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北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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