この10月、タイへ来た日本人は10万人ちょっとだが、
日本を訪れたタイ人の数は7万9千人と、これに迫っている。
3~5月の春の観光シーズンでも、タイへ行った日本人が3ヶ月で
29万人だったのに対して、日本へ来たタイ人の数は23万3千人もいた。
人口数が2対1なのを考えると、日本を訪れるタイ人の比率の方が、
タイを訪れる日本人より多くなったわけだ。
絶対数を見ても、タイを訪れる日本人の数が、円安もあるだろうが、
昨年より2割近く減っているのに対し、日本訪問のタイ人の数は
5割がた増えている(2013年7月より実施されたタイ人に対する
15日間ビザ免除の効果は大きい)。
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日本を訪れる外国人のランクで見れば、タイ人は、
台湾人、中国人、韓国人の第1グループに次ぐ、
第2グループを、アメリカ人、香港人とともに形成している。
国別で見れば第5位だ。
日本から外国へ行く人の数が、今年は平均数パーセント減っているのに対し、
外国から日本を訪れる人の数は、9ヶ月で26%も増えている。
今年は1000万人を超えて、1300万人台に乗せそうだ。
3月に浅草に行ったときは、靴屋は、タイからのおばさん達の
買い物で賑わっていた。
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日本国内の小売りの伸びはまだまだだが、
ドンキホーテや三越での免税品の売れ行きが伸びているという。
“観光立国”日本が前倒しでやってきているのかもしれない。
タイへ来た日本人が落とす一人当たりのお金より、日本でタイ人が
落とすお金の方が多いと言われる時代になってきた。
「今やタイ人観光客が日本へ行き、日本人よりお金を落とす時代に 2013-5-6」
http://uccih.exblog.jp/18705310/