「インディアン・ウエルズ・マスターズ」
(南カリフォルニア・パームスプリング地域)は、
世界のトップ・ランキング10人全員の参加で
3月中旬に行なわれた。
マスターズ・シリーズは年間9つあり、
グランドスラムの次に来る大会で、優勝ポイントは
1000。今回の賞金総額はマスターズ最高の
538万ドル(6.5億円ほど)にのぼる。
「ツアー最終戦10月末のパリ・マスターズ 2014-10-27」
http://uccih.exblog.jp/21247751/
決勝は順当に、世界1位のジョコビッチと
世界2位のフェデラーの戦いとなり、フルセットで
ジョコビッチが優勝。
彼も珍しくタイブレークでは緊張したが、
賞金90万ドル(1億円あまり)を獲得した。
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今回のトーナメントの結果は、ほぼ順当だったので、
世界のポイント・ランキングに大きな変動はなかった。
錦織選手は、ベスト16で、フェリシアーノ・ロペス(ス、12位)に
敗れたが、前年はベスト32どまりだったので、90ポイントを
獲得し、年間5460点とし、第5位を保った。
2回戦で敗退したワウリンカ(スイス)は80点減り、4515点と、
7位から、フェレール(4580点)に代わって、8位に下がった。
今回特筆べきは、錦織選手のライバル、ラオニック(加)だろう。
ビッグ・サーブにショットの良さが加わり、準決勝まで進出した。
6位、5160点と伸ばし、錦織選手に300点差へ迫ってきた。
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今週末からは、マスターズ第2戦の「マイアミ・オープン」が始まる。
昨年は、ジョコビッチがナダルをやぶり優勝。
錦織選手が準決勝まで行って360ポイントを獲得している。
言い換えると、今回準々決勝以下だと累計ポイントが下がることになる。
ラオニッチも昨年は準々決勝まで行き180ポイント獲得している。
“地元”マイアミでの錦織選手の活躍を期待しよう。
組み合わせはまもなく発表されよう。