パッション・フルーツ・ジュースを
飲んだことはありますか?
パッション・フルーツと言っても、
南国の情熱の果物という意味ではなく、
花の形が十字架に似ているので、受難の意味とか?
タイ語では、「サォワロット」。さわやかな感じがする。
パイナップルのサッパロットと間違わないように。
こちらでもそう出回っている果物ではないが、
ムアンマイ市場などに行くと、この季節、店の隅っこに見られる。
このジュースが最高。パッション・フルーツ・ジュース。
ジュースのお店でも売っているが、ほかのジュースより値段が高い。
もっとも市販のものは、味が少し薄い。
サワロットを買ってきて、皮をむき、ジューサーにかける。
添加するのは、はちみつとヨーグルト。
こうして作った自家製パッション・フルーツ・ジュースが最高。
グレープ・フルーツを濃くしたような酸っぱさに
甘みが加わり、なんとも濃厚なおいしさだ。
のどにいい刺激で、飽きることなく何杯でも飲める。
南国独特のフルーツ・ジュースと言えば、
グァバ・ジュース(こちらでは、“西洋人”と同じ発音のファラン)もあるが、
これはみずみずしい甘さだが、パッション・フルーツは濃厚だ。
南国の果物が乾いた体にしみいる。