ミャンマー大地震追加情報
1. ミャンマー国内の被害状況は拡大しているようです。
軍当局からは、2700人程の死者数と新たに増えていますが、
3000人以上、数千人、あるいは1万人近くかと、タイの
メディアは見積もっています。
タイ国内の情報は伝わってきますが、マンダレーやネピドー、ヤンゴン、
さらにはタイに近いミャンマー東部の状況はどうなっているのでしょう?

2.首都ネピドーの建物は揺れただけだそうですが、
震源地マンダレーから270km離れているだけのネピドーの
被害は大きいはずです。
空港の管制塔は倒壊し、救急病院も崩壊した様子などが、
航空写真から伺えるようですね。
3.タイの首都バンコクは、震源地から1050kmも離れていた
だけあって、騒がれている割には、既存の高層ビルの倒壊はほとんどなかったようです。
例の30階建てで45%完成途中のビルの崩壊が際立ったわけです。
この倒壊した高層オフィスビルは、上場されている「イタリアン・タイ開発」と
「チャイナ鉄道No10タイランド」との合弁会社で建設されていました。

「イタリアン・タイ」は最近はミャンマーの新規土地開発などで盛んにやっています。
この会社からのメディアへのコメントはまだないようです。
また地震発生後、この「チャイナ鉄道」の人間が、立ち入り禁止の現場にはいり
捕まったとの報道がありますが、回収された文書の詳細はまだ不明です。
4.そして、今回崩落した鉄材の中から標準に満たない鉄骨バーが見つかったと
ニュースになっています。
そしてこの鉄材が、昨年12月にガスタンク漏れで閉鎖になった
ラヨーンの「XinKeYuanスチール」社(中国企業)製のものだったので、
いっそう物議をかもしています。
しかし、鉄材が標準を満たしていたとしても、
建設途中のビルが完成したものに比べて弱いのは、
中国資本だろうが、タイ資本だろうが、間違いないようで、
今後高層ビル建設の施工管理のチェック度が問われて行きましょう。
バンコクのビル倒壊は、人災の色彩が強いようです。
5. またタイは、中国資本の受け入れに積極的ですが、
多くの中国資本によるビル建設のチェックも行われるでしょう。
最近はチェンマイでも、タイ人のノミニー(名義貸し)により、
名目はタイ人の会社にして、実質中国資本の進出が多く増えています。
今回も実質中国資本の増加にチェックが入るかもしれません。
とりあえず、地震についての追加情報です。


