捨てたものでない日本のドラマ
〜「シリウスの反証」〜
こちらタイでは、ドラマのことを
「シーリー」と言う。
Seriesから来ている。
テレビやNetflixで人気なのは、
シーリー・ガオリー(韓国ドラマ)と
シーリー・チン(中国ドラマ)であり、
シーリー・イープン(日本ドラマ)は、
「おしん」以降あまり聞かれない。
日本ドラマが人気がないのは、
よくわかる。
① 筋書きがあっちこっち行って曖昧で、
筋がよくわからない。
② 主人公や脇役の感情表現もはっきりせず、
どういう気持ちなのか分かりにくい。
③ そして、ドラマの展開がどこか一本調子で、
波乱万丈、大きく胸を揺さぶるものが少ない。
半分タイ化(退化)した自分も似たように
日本のドラマを感じ、あまり興味深いものに
出会わないが、このドラマは違った!
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wowowで今放映されている「シリウスの反証」
(全5話)。

冤罪を晴らすべく、無実救済グループの
教師や弁護士が動く物語だ。
「ああ、よくある推理もので、ひょっとした
ことから反抗が否定され、
無実の犯人が助かる筋書きだろうな」と
思いつつも、見てみた。
違った。
とても現実に根ざしていて、
ロジックがきちんとしている。
さらに、起こりうる他の流れも描かれる。
第3話まで見たが、ドラマなので、
思いがけないショッキングな事も
起こる。
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明朝夜半過ぎに第4話が放映される。
久々の心に響く日本ドラマ。
第5話の完結まで見たい。
なお、監督は、松本優作と言う1992年生まれの
若手監督。
ポストバブル生まれの演出家が出てきた。
今後が楽しみである。


