カテゴリ:アジア的な生活( 505 )
タイの王制民主主義
この地球上で今、欧米の価値観やシステムが最良視されていることが多いですが(東洋の極東に生まれた私たちもずいぶんそういう教育を受けてきました)、よく考えてみますと、市場主義とか、一神教とか、ほんとうに優れたものなのかどうか疑問に思う例が多々ありますネ。

アメリカのサブプライム・ローンなど市場原理でOKだなどと言っていると、やばそうですね。


一方、ここタイ王国に民主主義はあるでしょうか?

もちろん、タイ王国には議会があります。選挙もやります。
ついでに、西欧の言うクーデタも、1932年の立憲君主制移行後も、平均9年に1度(成功したものだけ)起こっています。
汚職の話はいつも起きています(他国もそうでしょうが・・)。


いろいろ批判はあるでしょうが、タイは自由民主主義の国です。
住まわせてもらっているのでお世辞を言っているのではありません。

自由主義と言う点では、自由大国アメリカを上回ります
(もっとも、米国では今、貧困になる自由が最近は横溢していますが・・)。
ほとんど、すべて自己責任で、何でもあります、ほとんど何でもできます。


民主主義かどうかに戻ります。

西欧では、かつて王制を倒し、議会制をしいたのが民主主義の本筋のように理解されていますので、ここタイは王制で、しかもいわゆるクーデタなどが多いものですから、真の民主主義はないのではないかと西欧諸国からは見られがちです、
タイの王制は絶対君主制と同じではないかと概念的に勘違いする人も出てきましょう。
王様が政権トップの決定権を持っていると見えるからです。



「真の民主主義なら、国民の選挙で選ばれた人が物事を決定べきだ」と形式的に思う人も多いでしょう。
でも、この国では、王様が、自分の都合で決めているのではなく、国民の意思を見て選択しています。
そして国民は、王様が怖いから王様の選択に賛意を表すのではなく、自分たちの多数意見だったら賛意を表すのです。


長年のきびしい歴史の中で培ってきたタイの王制の巧みな仕組みがここに見られます。
議会での政治家は、残念ながら、利権争いに陥りがちです。

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世界中に王制はけっこうあります。王様っていいですよね。
欧州のイギリス、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウエー、スエーデン・・・王制の国を集めると、欧州のサッカー選手権が開けますね。
そして、中東のサウジ、ヨルダン、アジアのタイ、カンボディア、ブータン(王様がだめだったネパールはついに昨年末王制が廃止されましたね。ブータンは国民の幸せ度の高さで有名です)。


世界に君主の存在する28カ国(もちろん日本も含めます)のうち、タイ王国は大変ユニークな王位継承制度を持っています。
これらの多くの国では、男子が継承権を持っており、また女子も可という国でも、男子が優先権を持っているところが大方です。
ところが、タイは、オランダ、スエーデンなど一部の欧州の国と並んで、男女に優先順位をつけていません。アジア、中東では唯一の国です。ただし、女子は王室から出て行ったらありませんね。


もちろん、長子優先といった規定もないわけで、タイ王国の場合、人間的にすぐれた後継者を選べるシステムが存在するわけです。
この仕組みがタイの国王を国民が認め、尊敬する基盤になっているといえましょう。
機械的に長子に世襲させていたら、ここまで国民に信頼される王室であり得なかったかもしれませんネ。


王政と民主主義については、釈尊のことばがあります。
菩薩行にまつわる物語集などで明確に言っています。

「その国がいいかどうかは、すべて国民の責任」と言っています。
悪い王様なら追い出せとさえ言っています。


議会制度があっても、国民が政治に関心なしとほったらかしにしていたら、うまく民意が国の運営に反映されるとは限りません。
タイの場合は、尊敬に値する王様を選び出すメカニズムが働いており、生き詰まった時、王様の判断を仰ぐ、その判断と国民の多数意思が合致している限り、立派な民主主義でしょう。

もっとも今の王様もご高齢。うまくシステムが継承されるといいですね。


もしかしたら、民主主義の鏡と喧伝される議会制も、衆愚政治に陥っていないかと、
どこかの国のポリシーなき政策運営を見ていて思わざるを得ません。
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by ucci-h | 2008-07-06 12:13 | アジア的な生活 | Comments(0)
クラブを担いでバイクでゴルフへ
指の痛みが少し減ってきたので、10日ぶりに
ゴルフ・クラブを握りたくなった。
3番アイアンとアプローチのロブショットが課題なので、
近くのランナーゴルフ場の練習場へ行くことにした。
ところがクラブは部屋においてある。
以前のようにタクシーで行くのも、
今やバイクをものにした‘イジ・ライダー’としては、しゃくだ。

マンションの前にいつもとまっている「ツクツク」(三輪タクシー)で
クラブを運んでもらい、
自分は愛車ドリーム号(バイク)で行くことにした。
ところが今日はツクツクちゃんがいない。
どうしよう。
うちのマンションのガードマンと相談。
いっそう、キャディバッグをかついでバイクで行くのはどうだろう?
ガードマン君、首をかしげる。

昔、自転車でランナーにゴルフに通う猛者の話をきいた。
ちょっとみっともないが、えらい!
実際バッグを肩にかけバランスを取るべく揺すってみる。
ふむ、安定している。
あとは幅が広がるので、気をつけねばならない。

ガードマンの見送りを受けて、
イジ・ライダーは出発。
通常より幅があるため、車線の真ん中を堂々と
走る。横っちょなどにはいかない。

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さすが、車歴14日のベテランだ。
安定した運転で、7分でランナーに着いた。
この運転のバランス感が、練習にも寄与した。
指の痛さもあと少しだ。

帰りは、バッグはロッカーに置き、
空身ですっとばして帰ってきた。
チェンマイの7月の風は気持ち良い!
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by ucci-h | 2008-07-05 12:00 | アジア的な生活 | Comments(0)
100歳代の許容心拍数をご存知ですか
モーターサイに乗って、走行距離、はや240キロ。
でも、前にふれたように足が弱る。
皆さんのアドバイスをもとに、両立を図っています。

で、歩くのが減った分、毎朝コンドーのジムで
トレッド・ミルを始めました。
ああ、また足が疲れちゃった・・。

その米国イリノイ製の機械に面白いものを発見。
機械の上に、心拍数の許容数が年齢ごとに書いてあるのだが、
な、なんと見事に10代から100代まで書いてあるのだ!

ちなみに、みなさん、100代の運動時の許容心拍数を
ご存知ですか?
100代になったらきつい運動も
心拍数、96に抑えるべきのようです
(ゴルフのスコアじゃないよ。
1分間の心拍数ネ)。

ぼくら、50-60代は、この一覧表から見ると、
ようやく後半戦に入ったばかりだ(笑)。
人生先は長いなあ!
そのためにも足を鍛えよう!!

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by ucci-h | 2008-07-01 22:49 | アジア的な生活 | Comments(0)
バイクの風は気持ちいい
モーターサイ(バイク)を買って一週間。
バイクを初めて運転して、はや1週間。

皆さんは、「危ないから、気をつけて」と言ってくれる。
うれしいので、気をつけよう。
最初の日、街を走って、エアポート・プラザまで
LOSOのコンサートを見に行って、夜無事帰った、
と思ったら、安心したのか、マンションの地下駐車場への坂道でこけて、名誉の負傷。
まあ、男の勲章みたいなものかな・・。
それ以後は、チョークの引き方、警笛のならし方、
いろいろ覚えていき、はやチェンマイ・ライダーだ(でも、気を抜いてはいけない)。

クルマと違ってバイクはいい。
こんなにチェンマイの風が気持ちいいとは知らなかった!
風の感触が病みつきになりそうだ。
でも、バイクは危ない!何が危ないか、毎日のってみてわかった。
はや、走行距離180キロ、油も100バーツ2回入れたのだ。
事故より危ないこと。それは・・・、

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足が弱るのだ!
これまでは、一日平均2万歩近く歩いていたのが、
バイクで、距離と時間は稼げるようになったが、
タイ人のごとく、歩くのが減ってしまった。

降りて歩くと、階段を昇る足が重い!
足の運動不足になる。
これからはジムで、筋力系だけでなく、
時間がかかるので嫌いな、有酸素系の運動もしなくちゃいけないかな。
ほら、トレッド・ミルとかいう歩行器みたいなやつ。

こちら立てれば、あちら立たず、人生は難しい、うむ。
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by ucci-h | 2008-06-28 19:23 | アジア的な生活 | Comments(0)
バイクを駆って「LOSO」のコンサートへ
チェンマイへ来て4日目の土曜日。

この日バイクを買った勢いで(運転の仕方も適当ですが・・)、
夕方機会があって、エアポートプラサへ行って、
ローソー(LOSO)のコンサートを見てきました。
バイクはホンダの125cc「ドリーム号」です。

ヤマハ主催のスポンサー付きコンサートだったので、
切符をもらってフリーで見れました。
しかも、あまり知られていなかったのでしょう、余裕の会場。
前の方でじっくり見れました、聴けました。
時々バックの大スクリーンに自分も映っていました。

LOSOは、ロー・ソサイティーの略から来たことぐらいしか
知らず、黒メガネがラットだかヤイだか知らない私ですが、
やはり伝説のロックバンド!乗れました。

当たり前かもしれませんが、見にきていたタイ人のほとんどが
歌の歌詞を覚えているんですね。
タイはいいなあ、有名な歌手のコンサートがフリーで
ゆったりと見えて。
もっとも、始まる前の2時間ほどは、ほぼヤマハの宣伝でした。

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帰りに駐車場からバイクにエンジンをかけようとしても
なかなかかからない。おかしいなあ。

そばにきたおじさんが
助けてくれました。「ギアが1ではだめよ、Nでかけなくちゃ」
「はあ、そうですね。(汗) コップンカップ!」
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by ucci-h | 2008-06-22 18:33 | アジア的な生活 | Comments(0)
日本からチェンマイに移って感じること
チェンマイに戻ってきました。

雨季なので、夜、雨がトタン屋根を叩いています。
リズミカルな音です。
雨季なので、ライチーはじめ、おいしい果物が出回っています。

マンションの5階の部屋には、涼しい風が通ります。
雨季なので肌がしっとりし、汗もかき、量の少ないタイ食でダイエットができそうです。

ラジオからは、可愛らしいタイポップスが流れてきます。
時間の流れがゆったりです。
テレビをつけても、後期高齢者だの、人殺しの手口だの、
閉塞社会の暗いニュースがこちらでは見られません(知らぬが仏かな?)。

窓から下の市場を覗くと、
雨の上がった後、タイトなブラウスとスカート姿の女学生など、
若い人がたくさんいます。
ここタイは、まだ高齢化社会ではありません。

また、年に関係なく溶け込める社会というのはいいものです。


日本から少々荷物を持ってきましたが、ほとんどこちらで足ります。
第一こちらで暮らすのにそんなに物はいりません。
アジアン・シンプル・ライフ(ASL)で、シンプルに3ヶ月間暮らしましょう。

背広もネクタイも皮靴もいりません。
はだしにサンダルの外出ですから、こちらに来ると足たちが喜んでいます。
体が裸同然で暮らせるので、心も裸に、自由に飛躍できます。


こちらにきて何をやるのと、聞かれます。
いちおう、わかりやすく、ゴルフとマッサージを週3回ほど、
あとは食べ歩きと近隣諸国への旅行などと答えています。

でもほんとうは、シンプルに生きるだけです。
牢屋につながれても、体が不自由になっても楽しく過ごせるのが、人生の達人ですね。

少々、お釈迦様の知恵をお借りします。
「中庸を旨とする」(やりすぎない、行き過ぎない)とか、
「今を生きる」(明日をぐずぐず患わない)とか、
心に刻んでおけば、日々活用できるシンプルな教えです。

お釈迦さまが何を語ったか、どう答えたかを読むと、
知恵が詰まっています
(日本の大乗仏教は、大衆救済の思いが強く、あまり自ら学ぶ機会が与えられませんね)。
最後にちょっと気負ってしまいました。

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本音は、淡々と、ちょっぴりの異国の刺激を調味料に、
シンプルに悠々と暮らしてみたいということです。
4度目の滞在となるチェンマイの地で、人生の勉強をさせてもらいます。
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by ucci-h | 2008-06-19 23:11 | アジア的な生活 | Comments(0)
タイへ旅立ちます
あす日本を発ち、タイに戻ります。
3か月ぶり。

ライチーはじめ果物のおいしい季節・・。

チェンマイの雨季、7-8月は好きです。
街やゴルフ場もすいているし・・。



今回やりたいこと:

①タイ語を上達させたい。
②バイクで街を走り回りたい。
③温泉や山を巡りたい。
④上座部仏教をもっと学びたい。
⑤ボランティアの応援をしたい。

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ゴルフや食べ歩きは、いつものように冷静に・・。


9月半ばまで3か月ほど居る予定です。
バンコク、チェンマイ、チェンライの皆様よろしくお願いします。
家内は今回上海へ行き、その後来ます。


ちょっとキザですか、
“ライチーが僕を待っている!”
といった気分です。
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by ucci-h | 2008-06-14 18:23 | アジア的な生活 | Comments(0)
お米の値段急騰!
今年になって、ライス(お米)の国際価格が
倍以上になっているようだ。

世界一の米輸出国タイ王国の首相は喜んでいるかどうか
知りませんが、
タイは、米生産2,000万トンのうち、半分近い
900万トンを輸出しているという
(日本の生産量に匹敵)。

輸出先は、イラン、南アフリカ、マレーシアなどが中心。
石油の供給国への輸出が多い。

で、チェンマイ、チェンラーイのお米の値段、
大丈夫かしら?

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僕の食べるもち米、炊きたての一食分、市場で5バーツ(15円)でまだ売ってるかな?
それとも、7バーツくらいに値上げされたかな。

現地の情報によりますと、
5キロ120バーツ(350円くらい)だったものが、
日本米並みの5キロ175バーツ(500円くらい)になっているようです。

それでも、日本のお米の値段に比べれば、
ずっと安いですがね。
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by ucci-h | 2008-04-23 18:43 | アジア的な生活 | Comments(0)
‘金のない奴は死ね’ムーアの映画「シッコ」
昨年夏日本でも公開された
マイケル・ムーアの「シッコ」を
日本に帰ってきて、DVDで観ました。
前作「華氏911」(2004年)では、
ブッシュのあきれるばかりのあほさ加減を取り上げた
ムーアだが、今回のシッコでは、
アメリカの医療の荒廃を取り上げている。

世界の主要国の中で、国民皆保険制度がないのは
アメリカくらい(タイもそうだけど)。
医療はお金の払える人がかかればいいという
市場主義。

映画では、お金が払えなくて、
病院から歩道に放り出される患者も出てくる。
一方、カナダ、イギリス、フランス、そして
医療大国キューバが対比的に示される。
アメリカでは、5000万人が医療保険
(健康保険)にはいっていない。
貧困層の3500万人に近い数字。

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保険に入っていても、民間保険だから
なるべく医療費支払いを忌避し、利益を上げようとする。
既往症を細かく探られ、不申告でダメになったり・・。
保険に入っていても、受けられない治療が多い。
「貧困大国」アメリカの一面がクローズアップされている。

クリントン政権時代、国民皆保険の導入が
試みられたが、「社会主義的政策」と
ロビー活動(献金活動)で葬り去られた。
もっとも、アメリカが皆保険になると
医者が足りなくなり、日本の医者不足に
拍車がかかりそうだが・・・。

「金のない奴は死ね」・・・医療問題には、
アメリカの市場競争主義のいやらしい面が
いちばんよく出ている。
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by ucci-h | 2008-04-22 15:34 | アジア的な生活 | Comments(0)
こんどは、暑中お見舞い申し上げます!
季節はずれの年賀状を出したついでに(失礼)、
チェンマイ、チェンラーイ、バンコク在住の皆さんに
こんどは「暑中見舞い」を出さなくちゃ!

皆さん、暑いの3乗で死にそうだから・・。
で、どんなのがいいのかな?
コタツに入って考えていると
アイデアが出ないな。

あっ、あった。
以下、埼玉県熊谷市からの暑中見舞いです。

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タイに在住の皆様

暑さに耐え、熱く燃えてください!

熊谷市は
体温を超える熱さの町。

東京アスファルトからの熱で夏は40度を超えます。
(写真は、熊谷を売り出すTシャツの図柄とか。ほしい?)

えっ、よけいあつくなった?
はい、燃えてください、青春を!
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by ucci-h | 2008-04-21 15:27 | アジア的な生活 | Comments(0)
  

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
by バンディ
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