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今年は、航空機の安全運航がベストの年になった
かつて飛行機は怖い乗り物だった。

1966年の2月~3月のほぼ1ヶ月の間に、
日本では重大な航空機事故が3つ続けて起こった。
①2月4日午後7時、千歳発の全日空機が羽田沖で墜落(死者133名)
②3月4日午後8時、カナダ太平洋航空のDC-8が羽田着陸失敗で炎上(死者64名)
③3月5日午後2時、BOAC機が富士山付近で乱気流に巻き込まれ空中分解(死者124名)

1969年ごろ、あるアフリカの地方で飛行機に乗った時のこと。
翼には白いペンキで、PAN AMを消して、アフリカの航空会社の
名前を書いてあった。パンナムからのお下がりだろう。
空港から滑走したのはいいが、飛び立つ前に、途中でやめてしまった。
広いアフリカの空港だったからよかったけど、こういうのは初めてだった。

1972年10月、モスクワ空港で、日航機が離陸しそこなって墜落。
海外出張で会社の先輩ふたりが乗っており、亡くなった。
お一方とは、前の晩に、八重洲口で、歓送を兼ねて飲んだので
事故の翌朝、会社に行って、事故で亡くなったことを知った時は
信じられなかった。

そのあと、自分も海外出張でドーバー海峡の上を飛んでいる時など、
落ちないかとほんとうに怖かったものだ。

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そして、1985年の日本航空国内線ジャンボ機123便の大事故。
坂本九さんを含め、520人の方が亡くなった。
飛行機はいったん落ちると多くの死者が出る怖い乗り物となった。

しかし、ここ数年、先進国での重大な航空機時事故はだいぶ減ってきた。
先進国の飛行機事故で、ここ数年で目立つのは、2011年9月にロシアの
アイスホッケー選手を乗せたチャーター便が離陸直後に墜落(44名死亡)と、
2009年6月にエールフランス機がブラジル沖で墜落(226名死亡)くらいの
ものだ(ただし、アフリカを中心に開発途上国での事故はなお多い)。

日本では、90年代終わりごろから、民間定期航空の飛行機事故、
ことに死者を伴う重大事故はずっと減ってきた。
1994年の名古屋空港での中華航空墜落事故(264名死亡)、
1996年6月の福岡空港でのガルーダ・インドネシア航空機の
離陸失敗事故(3名死亡)を最後に、死者を伴う航空機事故は、幸い、
なりを潜めてきた。

「IATA」(国際航空協会)が最近発表したデータによると、
2001年は(11月まで)、航空機の安全実績については
(事故件数と乗客死亡数)、過去最良の年になったという。

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西側諸国(主に欧米)製作の機体のロスについては、
今年は290万運行回につき1件平均となった。
昨年よりも49%も改善したそうだ。
飛行機の場合は、離着陸時が危険で,飛び上がってしまえば問題は
少ないので、離着陸回数当りの方が、航続距離当りより
重要な指標となる。

死者を伴う事故の件数も、今年は11月末までで22件、死者数は計486人と、
昨年同期の23件、786人を下回ってきた。
2006年には、事故件数は20件だったが、死者は855人だった。

ただし、ロシアでの飛行機事故は改善していないという。
東側、西側すべて含めたジェット機、ターボプロップ機で見ると、
46万運行回ごとに1件となるが、昨年同期の36万運行回よりは
改善してきている。

ロシアや途上国を中心とする事故の原因は、進歩する機体に対して、
パイロットや技術者がついていけないという人為ミスに
多くが求められるという。
これから、成長するアジアでは、パイロットや技術者が不足する
と見込まれているが、少し心配だ。

飛行機は、車よりよっぽど安全な乗り物だという。
何をどう比較するかだ。
毎日のように、頻繁に乗り降りするクルマと、時々、
長距離を行く時に利用する飛行機とでは、比べ方が
難しいが、ディスカバリー・チャネルによると、 飛行機は運航回数当りだと、
毎日乗っても、事故にあう確率は438年に一度だという。

しかし、現在のように、航空機の便数が増え、
安全性が高まった今は、さらに数千年に一度の確率と
なるのだろうか。

クルマに比べて、航行距離が圧倒的に長い航空機を、
時間や距離当りでクルマに比べてもあまり意味がないが、
使用頻度当りで見ても、それは航空機のほうがずっと
安全だろう。

車の運転の場合は、自分も含めて、狭い道や広い道を、
スピード狂や、酔っ払いがたくさん走っているのだから・・。

航空機の運航に関しても、限りはないだろうが、
ヒューマン・エラーからフリーのシステムに
いっそう近づけてほしいものだ。

話は違うが、福島原発の事故の広がりの中で、
初歩的な人為ミスが2つもあったとわかって、
がっくりした(復水ポンプを閉め冷却を止めて、メルトダウンを
進めてしまったことと、おそまつな水位計を信じて間違った判断を
してしまったこと)。
人間の見当違いとやり損ないは、なかなか減らせないのだろうか。
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by ucci-h | 2011-12-20 20:19 | エアライン・観光業 | Comments(0)
タイにおける安全なアスパラ生産への取り組み
アスパラガスは、茹でてそのままマヨネーズをつけて
食べるとおいしい。
日本では、信州中野市や北海道で出荷されるから、
寒冷地の野菜かと思っていたら、原産地は地中海東部とか。

タイの細く小さく可愛らしいアスパラガスは、
チェンマイのタラート(市場)でも多く見かける。
タイ語では、アスパラガスのことを「ノーマイ・ファラン」(西洋たけのこ)
という。なるほどなと思った。

タイではアスパラガスの生産が伸びている。
およそ5000の農家で、11000ライ(176平方km)に植え付けていると言う。
ラチャブリ、ナコン・パトム、カンチャナブリ、スパン・ブリといった西部が
中心だ。
サトウキビからの転作も多い。

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昨年は、欧州、台湾、シンガポール、香港向け中心に、
輸出額は6億バーツ(約18億円)に達したと言うから、
量にして、8500トンから1万トン近くに達したのだろう。
価格も、キロ70バーツだったのが、最近は80バーツに
上がってきている。

そのアスパラ栽培だが、最近は、化学肥料を減らし、
安全性に考慮した栽培法が頭をもたげてきている。
安全の国際基準「グローバルGAP」をとったのがきっかけで、
今年は、それの国内版である「タイGAP」をとるところが出てきた。

タイの野菜の安全性は、疑問が多いが、
こういった安全基準が広まってくれるのは、うれしいことである。
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by ucci-h | 2011-09-29 23:44 | 一次産品の市況 | Comments(4)
タイの野菜の安全性
チェンマイは住むのにいい街です。
治安は、日本よりいいです。

唯一の問題点は、冬場の大気汚染と
食の安全性の問題です。

蚊には刺されないよう、パクチー等ハーブを
たくさん食べましょう。

食の安全性については、
以前、北タイに住まわれる方が残留農薬の血液検査について
触れられていました。

残留農薬の問題が気になりましたので、
日本の農水省から情報を得てみました。
以下、主なポイントです。

日本からですと、輸入野菜の残留農薬
しかわかりません。

タイは、中国に続いて野菜の輸入に関しては
第2位。年間8万トン。
主な物は、アスパラ、いんげん、えだまめ
だそうです。

5年前、中国から輸入したホウレンソウに
残留農薬基準を超える農薬量が検出され
関心が急速に高まりました。

タイ野菜の生産中心地は、高冷で野菜を通年
栽培できるわがチェンマイ県です。

日本に輸出される野菜はまず問題ないようです。
多くが契約栽培で、輸出事業者から
指定される肥料、農薬が統一供給されているからです。
また、農場も、農薬使用量を最小限に抑える
GAP(適正農業規範)の認証を受けています。

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問題というか、わからないのは国内流通向けの
規制ですね。
国内向けも、もちろん、農業協同組合省などにより
指導、管理されているようです。

ことに、2004年、政府は「食品安全年」と定め、
「Qマーク」を導入しました。
安全性を認証するマークですが、みなさん見ていますか?
Qマークのない農産物は輸出できません。

また、ロイヤルプロジェクトで生産される
野菜果物は「ドイカム」ブランドとして、
スーパーなどで売られ、安全性が高いということです。


国内流通の野菜の残留農薬等安全性については
規制はありますが、検査結果はよくわかりません。

チェンマイにも支店があるLCFA(食品農産物ラボセンター)
などに直接、品質の分析結果など聞いたらよいでしょう。

以上、部分的な情報ですが・・・。

輸出向け、Qマーク、ドイカムなどを頼りに
きれいな店で買った方がいいのでしょうかね。

私は、タイの野菜サラダが大好きです。
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by ucci-h | 2007-10-22 00:02 | アジア的な生活 | Comments(0)
  

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
by バンディ
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